里山の秋 志賀山2 2006/10/09

− 志賀高原の秋を満喫 −

四十八池湿原にやってくると雰囲気は一変。

観光客がのんびりと散策をしている。



四十八沼は全国に沢山ある。

長瀞四十八沼。弥陀ヶ原湿原「いろは四十八沼

四十八の沼があるという訳ではなく沢山の沼があると言う事らしい。

この志賀高原の四十八池湿原は長野県の天然記念物に指定されており、

志賀山と鉢山とのに囲まれた標高1880mにあり大小60あまりの池、沼が存在している。 ...

でも池と言うより池糖という感じ。

池や沼の区切りははっきりしない。





縦走してきた志賀山、裏志賀山が美しい。



初夏には沢山の花々が咲くという湿原も今は草紅葉が美しいだ゜け。





四十八池湿原から前山へと帰るルートを取る。

鉢山経由で横手山砦山へ向かう分岐にやってくる。

本来なら昨日此処から横手山に向かう予定だった。

残念だが帰りのバスの時間がある。帰るしかない。

コメツガの樹林帯を行くと観光客が次々とやってくる。





ダケカンバは既に葉を落としている。

白樺の黄葉は今が盛り。








白樺の黄葉とワレモコウ



10時46分、渋池まで帰ってきた。



渋池の向こうに横手山がクッキリと見える。





渋池からひょうたん池へ寄ってみる。

10分ほど行くと静かな池が現れる。

此処までは観光客もあまりやってこない。



ここから木戸池に降りる事が出来る。

回ってみたいが時間が心配。



この池も初夏から夏には花々の宝庫らしい。

アキノキリンソウと?。



前山に向かうと笠ヶ岳にガスが舞っていた。

夕べホテルの仲居さんから聞いた話しによると、冬になると大陸からの寒気がこの笠ヶ岳にぶつかり

上昇気流と成り雪となるらしい。

まるで笠ヶ岳から雪が涌いてくる様に見えると言っていた。

見下ろすと熊ノ湯のホテル街。



ナナカマドの紅葉と白樺の黄葉の間から横手山が覗いている。



ゲレンデを笠ヶ岳に向けて下っていく。

正面に泊まっている硯川ホテルがある。



振り返ると抜ける様な青空。

前山の素晴らしい黄葉。





ホテルに帰り昼食を戴く。

高原ビールを飲んだら何故か気分が悪くなった。

そう言えば朝方お腹が痛かった。



昼食後、また温泉に入り1時半の迎えのバスを待つ。

所が何時まで待ってもやってこない。

仕方がないので近くを散策。

白樺とダケカンバの黄葉が美しい。

最初見分けが付かなかったが、よく見るとダケカンバの幹は少し茶色だ。

白樺よりダゲカンバの方が綺麗な黄葉だと言う事も解った。





待ちに待ってやっとバスがやってきた。

ものすごい渋滞だったらしい。

昨日一昨日と天気が最悪だった為、観光客が今日に集中したらしい。

何時もここに来ているという運転手も初めて経験する渋滞だったとか。

帰りの渋滞は??

15時45分予定よりかなり遅れて出発。白根山に向かう。

素晴らしい景色の中を走る。



特徴ある笠ヶ岳の三角錐の向こうに北アルプスの峰々か連なっている。

よく見ると高い山はかなり冠雪している。



横手山を通過し渋峠まで来ると沢山の車。

三脚がずらっと並んでいて、北アルプスの夕景を撮影している。

日本国道最高地点2172mを通過。



(2006/4/30撮影)

今年春に来た時は2メートル以上の雪の壁だったのを思い出す。



日本アルプスが屏風の様に広がっている。

もう少し経てば真っ赤に染まるのかも?



白根火山が見えてくる。



湯釜の駐車場手前k逢ノ峰と弓池がとっても綺麗。

右オクは本白根山。



白根火山の生々しい山容。



なんと湯釜の駐車場に行く為の車が延々と並んでいる。

駐車場までたどり着くのにどのくらい時間がかかるのだろうか?

日が暮れてしまうのでは?

添乗員がこの渋滞に4時間も捕まってしまったと話している。

やがて浅間山が正面に見えてくる。

今日も噴煙がたなびいている。





ゴンドラ乗り場が見えてくると突然の渋滞。

このまま草津の交差点までのろのろ状態。

それから高速の入り口の渋川でまた渋滞。

おまけに腹痛が再発した。

最悪の気分でひたすら我慢。

関越自動車道に乗るとまた20qの渋滞。

新宿に19時に着く予定が24時前に着く。

それでも終電に間に合い、最寄り駅からタクシーに乗りやっと自宅に到着。

色々とアクシデントがあり予定が大きく変わったが、最終日には素晴らしい志賀高原の秋を堪能する事が出来た。

三連休の旅は一寸考え物かも?飲み過ぎもいけないなあ...