足和田山

	里山の秋	足和田山　１３５５ｍ	２００６／１１／２５

ー　富士山の展望台　西湖、河口湖近くの山　足和田山に登る　－会社の忘年ハイクで足和田山に行く事になった。足和田山は富士山の三本足の一つと言われており（足柄山、足和田山、足高山で「富士の三足」）、樹海の中に足和田山は島のように浮かんでいる。足和田山は、富士五湖の西湖と河口湖の近くで富士山寄りにあり、最も富士山に近い山とも言われている。ホリディ河口湖で河口湖駅に向かう。三つ峠駅に近づくと青空をバックに三つ峠のゴツゴツした山容が望まれる。富士吉田駅から見る富士山は見事。河口湖駅発１０時３６分のバスに乗り紅葉台バス停に１１時３０分着。振り返ると富士の姿がでっかい。まずは紅葉台に向かう。麓に乗馬場がありそこから馬で登る事も出来る様だ。車もドンドン登っている。登山者と馬と自動車が入り乱れて登る光景はちょっと経験した事がない。素晴らしい紅葉のなだらかな道を行くと木立の間から富士山が覗いている。１１時４９分紅葉台到着。売店があり沢山の観光客がいる。ここまで車で来る事が出来る。展望台に登ろうとすると１５０円。眼下に青木ヶ原の樹海が広がる。樹海はとてつもなく広い。迷い込んだら出られないはずだ。１２時１３分三湖台（西湖、精進湖、本栖湖が見える。）に着く。南アルプスの山々が輝いて見える。南にはクッキリと富士の山が．．北には御坂山塊の山々が連なる。西湖の向こうには御坂山塊の黒岳から三ッ峠まで山々が連なっている。右の丸い山頂を持つ山は王岳かな？向こうに連なる南アルプスの山々。手前には樹海が広がる。遙かに見える湖は、精進湖？本栖湖？三湖台の名の通り３つの湖が見えるはずだが２湖しか見えない。何とこんな所までお馬さんできている。今年始めてみる霜柱みそ汁を作って昼食タイム。１３時１０分足和田山に向かう。足和田山までは緩やかな登り。巻き道と尾根道コースがあり２班に分けて進む。私は尾根道コース。結構急登と下りが繰り返される。途中で西湖へ降りる道もある。１４時１４分。足和田山に着く。木立に囲まれた頂上からは富士山が飛び出して見えている。眼下に河口湖そしてその向こうに三ッ峠ここは五湖台と呼ばれて富士五湖が全部見えるはずだが河口湖しか見えない。１４時２１分下山開始１５時３０分天神社に付く立派なお社があり全員で御参り。一旦少し登り返して、急な道を下ると標高９１２ｍの羽根子山項。火伏せで有名な秋葉神社がある。１５時４８分。此処からは河口湖が眼下に見渡せる。湖畔は見事に色付いている。手前下に見えているのは道の駅。ここから直接下る道があるが皆さん先ほどの急な下りで足にきている模様。山を巻く林道を下りていく。車道に出て左へと山裾を巻いていくと湖畔道路に出る。道の駅は直ぐそば。１６時１４分。今夜の宴会用の地酒やワインつまみを購入。レトロバスでハーブ園に行き、自然生活館行きのレトロバスに乗り換える予定。しかし渋滞でなかなか到着しない。段々暗くなり寒くなる。ハーブ館では湯気の出ているおでんを売っている。先ほど買った地酒でぐいっとやりたくなる。３０分以上待たされて出発。湖畔沿いをバスは走る。突然湖畔で花火が打ち上がる。明日のマラソンの前夜祭らしい。湖畔から打ち上げられる大きな打ち上げ花火と、湖面から噴水の様に広がる花火が目の前に見える。素晴らしさに感動。バスが走っている為写真に写せないのが残念。猿回し館や美術館の横を通り生活観に到着。宿からの迎えのマイクロバスでホテルへ。素晴らしい部屋に満足し、温泉で冷えた体を温める。夕食はフランス料理。自家製のパンとワインが良く合う。部屋に帰っていつもの通り地酒と百年の孤独で宴会。６時前に目を覚ますと部屋の大きなガラス窓一面に富士の姿が見えている。誰もいない風呂に入り、朝焼けの富士を期待するが今日は曇り。朝食まで近所の散歩。ウサギが数匹草を食べているが写真を撮ろうとしたら居なくなった。仕方がないのでヤギ君に草を千切ってやってみる。ホテル本館と別館朝食をゆっくりと楽しむ。パンの間に自分で色々な具を挟んで食べるお手製サンドイッチ。パンが美味しいのでまたお代わり。８時にホテルのマイクロで自然生活館まで送ってもらうが、７時半にスタートしたマラソン選手がものすごい数で走ってくる。際限なく続くその列の為、車は道路の隅をとろとろと走る。生活館まで来たら、バスは当分来ないという。お願いしてそのままカチカチ山ロープウェイ下まで送ってもらう。今日は三ッ峠に登る予定だったが時既に遅い。丁度１０㎞コースのランナーが帰ってきているのを見物して帰る事にする。河口湖マラソン河口湖駅まで歩いていくと駅の向こうに富士山。大月駅で降りて昼食兼宴会。電車でうとうとして帰宅。富士山を堪能した二日間だった。