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里山の春 |
上八万散歩 |
2007/4/24 |
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− 上八万町の野草 −
私の住んでいる上八万町は徳島市の西の端にあり、隣は佐那河内村。そして神山町も直ぐ側となる。
園瀬川が町の真ん中を流れている静かな場所だ。
そして、眉山の西の端の麓にもあたる。
園瀬川と鮎喰川そして眉山などの里山の自然に恵まれた里である。
今日は天気が悪いので遠出は出来ない。
眉山の麓をぐるりと散策する事にする。
団地の中を歩くと生け垣に赤い葉の樹が目立つ。
ふと見ると白い花が咲いている。これはベニカナメモチの花
小さな黄色い花が道炉端に一杯咲いているが名前は知らない。
調べるとコメツブツメクサでした。
ニワゼキショウが咲き始めている。
何処にでも咲く花だが私の好きな花だ。
キンポウゲも花盛り。
この近所にあちこち咲いている背が低くて色の濃いタツナミソウ。
田圃の畦にヒョロッと咲いているのはキツネアザミ。
山裾の土手にはトキワツユクサ。何処にでもある花だが、品のある美しさがある。
イヌホウズキも咲き始めている。
用水路の脇にはキュウリグサが群生している。
小さな小さな花だ。
淡いピンクの小さな花も畑の周りに一杯咲いている。
これはアメリカフウロ。
不明花とベニバナボロギク
この上八万町には「花房塁跡」「野見山類跡」「鬼神獄類跡」「上八万塁跡」「大円寺跡」「万願寺跡」「西光寺跡」「禅定寺跡」
そして「一宮城趾」などの遺跡が多い。また古墳も多く残されている。
一宮城は延元3年小笠原長宗が築城しその後一宮氏の居城となり長宗我部に滅ぼされる。
その後秀吉により開城され、蜂須賀家正が入城した。
とても歴史のある城だ。
その為近辺に遺跡も多いのだろう。
何故この様な場所にと思うが、昔の吉野川流域は洪水の度に被害にあったので、
比較的水害のないこの地を選んだのかも知れない。
コセンダングサが咲き始めている。
山裾にヘンな木を発見。何だろう?
4時間ほど近所を散策したが、まだまだ自然の残された町の野草を十分に楽しむ事が出来た。
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