里山の春 大川原高原の花 ２００７／４／３０ −　大川原高原　春の花　−　 山野草の盗掘は犯罪です。 やま取りの山野草を購入するのは止めましょう。 今日も天気が最高。 大川原高原の散策に出かける。 シハイスミレやニョイスミレが多い。 初めて見る花発見。 何の花？ とても小さな花です。 ヒナワチガイソウの様だがこんな散策路の脇に咲いているとは．． 右の葉が多いが何の葉だろうか？ コマクサさんからカンアオイの一種でミヤコアオイと教えて戴きました。 この葉の下に変な形の花が咲いているそうです。 葉の下を覗いてみれば良かった。 ニオイタチツボスミレは花の数が少なくなっている。 ミツバツツジ（アワノミツバツツジ？）が満開 また初めての花発見。 これも小さな花。 調べてみるとタニギキョウらしい。 タニギキョウは以前に見た事があるが、この花の様に鮮やかな朱紫の線が花弁に入っているのは初めて見る。 群生するらしいが大川原高原ではほんの少し開花していた。 これから咲き始めるのだろうか。 ショウジョウバカマは盛りが過ぎた様。 大川原高原特有の色の濃いエイザンスミレは今が見頃。 左のタネツケバナの様な花は？ ミツバコンロンソウやマルバコンロンソウとも違うみたい？ 林間にはいるとハルトラノオの群生がある。 なんと散策路脇にニリンソウの群生。 今まで谷筋などで沢山のニリンソウを見てきたがこの様な場所は初めて。 他で見るニリンソウより葉が小さい様に思う。 カキドウシもとても小さくて可愛い。 この高原に咲く花は何か他の地に咲く花と違う様な感じがする。 熱心に草花を撮影している女性がいた。 直射日光があたらない様に傘まで用意してローアングル三脚など本格的だ。 花の様子がドンドン変わるので毎週撮影に来るつもりだとおっしゃっていた。 ニガイチゴ（葉が深く３裂しているからミヤマニガイチゴ？）を撮影していてふと見るとヤマルリソウの群生がある。 此処のヤマルリソウは全て白色。 切り込みが深くて大きなハコベはミヤマハコベかな？ 旭ヶ丸を過ぎるとカタクリが至る所に咲いている。 先週は殆ど咲いていなかったのにもう盛りを過ぎかけた花もある。 木々が芽吹いてとても素敵な散策路。 ミツバツチグリは陽の光を浴びていたる所で輝いている。 花弁が中裂して葉が対生のハコベはサワハコベの様だが萼片が小さい？ 展望台まで帰ってくると、先週色の濃いエイザンスミレが群生していた場所は 見事に盗掘されている。 ２カ所の群生地が、１ｍに渡って表土ごと持ち去られている。 まさか私のレポートを見て盗掘したのではないだろうが、エイザンスミレを根こそぎ盗掘してどうするつもりなのか？ やはり何処かで販売するのであろうか？ 情けない。 自分が犯罪者である事を知らないのだろう。 「山野草の盗掘は犯罪です」 もし何処かで販売していても買わないでね。 馬酔木とツツジのトンネルは花がない。 ツツジはこれから咲くのか？ 眉山が霞んではいるが島の様に見える。 ナガバノスミレサイシンが多くなっている。 フデリンドウみっけ トクシマコバイモがひっそりと咲いている。 先週見た個体はもう消えて今日の花は少し細身。 ニリンソウの花畑が散策路の両脇に続く。 未だ花を付けていないのが多い。 これから満開になると素晴らしいだろう。 此処のニリンソウは殆ど一輪しか花を付けていない。 やっと二輪のニリンソウみっけ。 岩場の石にへばりつく様に咲いているのはヤマエンゴサクか？ 何時も見るのより小さくて、背が低いので特徴のつけ根にある苞が確認できない。 ふと山裾を見るとトリカブトの間にイチリンソウの群落がある。 未だ殆どツボミの状態で花を咲かせていない。 やっと一輪だけ咲き始めた花を発見。 まだ咲き始めなので花弁がピンクと緑色を帯びている。 この花畑が一斉に咲き始めると綺麗だろうなあ．． また初めての花発見。 フキヤミツバだと蘭ちゃんに教えて戴きました。 何時も何時もありがとうございます。 珍しい花らしいです。 ハシリドコロは丁度満開。 ヤマシャクヤクは未だ硬い蕾。 咲くのが楽しみ ツルシキミやフデリンドウがあちこちに咲いている。 ムラサキサギゴケ この小さなハコベは？ ナガバノモミジイチゴとミヤマニガイチゴ？ フモトスミレも可愛い。 慈眼寺の方向には巨石が連なる。 キャンプ場に回るとニリンソウが見頃。 池の周りで綿の様な花を付けているのは？ バッコヤナギの雄花だろうか？ 散策路は良く整備されている。 バンガローも格安で借りられる様だが利用者はどうなのかな？ 散策路に白いキランソウ。 白いだけでなく少し花が立ち上がっている。 側弁に緑色の毛が生えているヒゴスミレ？ エメラルドグリーンの池の畔でコーヒーブレイク 幸せな一時。 今日も素晴らしい自然を堪能する事が出来た。