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高尾山 |
2006/08/27 |
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リハビリ山歩きはやはり高尾山 −
夫婦そろって、南月山で痛めた足が回復していない。
家内は病院に通っているが腫れが引かない。
じっとしていても面白くないので、高尾山にリハビリ散策に出かける。
いつもの新宿7時発の京王線に乗るが、春先までは毎回お会いしていた老夫婦には会えなかった。
暑い時期は、山歩きを中止しておられるのだろうか?
 
都営浅草線には、香川県の広報ポスターが貼ってある。
この前までは善通寺と筆の山の写真だったが、最近はUDONのポスター。
讃岐富士を何時も見ることが出来るのは良いものだ。
高尾山口に着くと、野鳥の会の方々が集合していた。
探鳥会らしいので挨拶すると、高尾の野鳥の リーフレットを戴いた。
 
線香花火の様なハゼランがもう実になっている。
花もあるが朝なので開いていない。
サンジソウの別名を持つこの花は律儀に午後にならないと花を開けない。
右は、シュウカイドウ。秋こ咲くカイドウに似た花。
江戸時代に中国から渡ってきたが寒さに強く半野生化しているベコニアの仲間。多年草。
関東ではあちこちの庭に一杯咲いている。
 
ビアマウントの看板を見ると生ビールが飲みたくなる。
今日もまた暑いのかなあ?
 
稲荷山コースから登り始めるが、ガスが出て薄暗い。
 
展望台に着くがやはり八王子の街も霞んで見えない。
子供達のグループが元気に登ってくる。
 
登山道脇にはヤマホトトギスが一杯。
四国にはヤマジノホトトギスが多かったが、高尾山はヤマホトトギスが多い。
花弁が反り返っているので見分けられる。
タマアジサイも今が盛りと咲いている。

コアジサイと共に好きな花です。
 
広場で一休み。
奥高尾へはいるとカラハナソウ?の雄花が目に付く。
ビールのポップの近縁種だとか??
 
?の花とキンミズヒキ
 
冬になると氷華がとても美しいシモバシラの花と、ツリガネニンジン。

ガスっていてもとても綺麗だね。

ユウガギクが雨に濡れてとても素敵。
 
カラマツソウとセンニンソウも満開。

ヒメキマダラセセリの♂
PONちゃんに教えて戴きました。
ビックリお目目の可愛い蝶です。
 
アキノタムラソウかなあ?群生している。
この花弁が不揃いな花は、シラヤマギク?
 
アカソ?とタカトウダイかなあ?
 
ヒメヤブランはとっても可愛い花だけど暗くてうまく写せない。
ステルスのような蛾
 
一丁平まで来るとガンクビソウとノブキが一杯。
 
カラマツソウとヤブマメかな。
 
色違いのヤブマメ。
小仏城山に着くが殆ど登山客はいない。
 
一杯咲いていたハッカの花はよく見ると薄いピンク色。
ハキダメギクがこんな所にも咲いている。
 
ヤブミョウガはシロトビしちゃった。
 
ウツボグサがまだ咲いていた。
小仏峠に降りて、景信山へ。
 
 
頑張って登るが、ますますガスってくる。

これもタカトウダイ?
水玉の中に花が咲いている。
 
景信小屋も人が少ないなあ。
ナメコ汁と山菜饅頭とビールでお昼ご飯。
サービスで付いているビールのつまみの山菜佃煮は美味しいなあ。
 
クルマバナとヘクソカズラ
 
地面に這う様なゼリーの様なイチゴの実かな?ナワシロイチゴの様な、フユイチゴの様な?とテリハノイバラの実?
 
このイチゴの実は上のイチゴと同じようだけど、70pくらいの低木で少し雰囲気が違う。
マツヨイグサがバラの様に見える。
 
小屋のおじさんがどちらまで行くのと聞くが、天気も悪いので此処で下山する事にする。
ヌスビトハギやセンニンソウを見ながら下る。
 
舗装路に降りて小仏のバス停に来ると大勢の人がバス待ちをしている。
小仏川沿いにはタマアジサイやハグロソウ

ミゾソバの花はいつ見ても可愛い。
 
もうコスモスの季節
キツネノマゴの咲いている渓流沿いの道を行く。
 
クロアゲハやモンキアゲハがひらひらと舞っている。
温暖化の影響でこんな所でも沢山見かけられる様になった。
 
ツチグリ(キノコ)が転がっている。枯れてしまったのはよく見るが新鮮なのは初めて。
蛇滝への入り口から右へ曲がり、老人ホーム手前の橋のたもとで休憩。
セメントの階段に腰掛けて、一息入れる。
ふと見るとハグロソウが群生している。
花の色や模様がそれぞれ少しずつ違っている。
草の生い茂った渓流沿いの道を行く。
家内の大好きな渓流沿いの広場。
 
この広場は何時も何かの花が群生している。
今はヤブランのお花畑になっている。
珍しく若いアベックに出会った。滝は何処ですかと聞くが、蛇滝の事かなあ?
どちらにしても20分以上かかりますよと言ったら、引き返していった。
淵では子供達が水遊びをし、何と釣りをしている人もいた。
関所跡を探している内に国道まで出てしまった。
関所跡は何処にあるのだろうか?

JRの高尾駅まで歩き、中央特快でいつものようにビールを楽しみ帰宅。
足の調子も何となく大丈夫。
次は秋晴れの山を歩きたいなあ。
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