冬の雪山 鶴林寺山 2022年12月12日  
里山倶楽部四国編 

- 鶴林寺山 ―

今日もいい天気の予報。

久しぶりに鶴林寺山に出かけよう。



よってね市隣の勝浦町活性化センターには可愛いEV車が停まっている。

ルノーのトゥイジーと言うらしい。

二人乗りで速度80km/hまで出せるらしい。



よってね市に駐車して出発。

東林庵の大銀杏が輝くように黄葉している。



一時は枯れかかっていたのに見事に復活した。



金子やの前を通過して遍路道に入っていく。

マガモの夫婦が仲良く泳いでいるのも何時も通り。



収穫されたミカンが貯蔵倉庫の前に山積みしてある。



農道を登っていくと中津峰山が目の前に見える。



ヤブコウジの実が可愛い。

掘割のようになった道を進む。



茅葺き遍路小屋に着く。



なんか変だと思ったら茅葺屋根が波板屋根になっていた。

両側が昔は蜜柑畑だったと思われる石垣道を進む。



16丁の丁石が石垣石に使われている。



遍路墓?と泉屋さんの寄贈した15丁の丁石。



石仏も埋め込まれている。

マンリョウの実が熟れている。



車道の終点から変則石段を登って行く。



弘法大師の法力で湧き出したと言われる湧き水。



水呑大師で一休み。

今日もミカンで喉を潤す。



朝日が差してきた。

かも峠からの道と交わる所の丁石と道標。



頭が三角で二本線があるのは南北朝時代の丁石。

太龍寺のかも道が有名だが、この鶴林寺道にも多く残っている。



キッコウハグマの綿毛がたくさん残っている。



礫岩の大岩を過ぎると車道に飛び出す。



9丁



八丁



眼下に那賀川が大きくうねって流れている。

太龍寺道へと続く水井の橋も見える。

大井小学校跡もくっきりと見える。



また車道を越えていく。



綺麗に整備された敷石の道を進む。



通夜堂跡と井戸の跡



またきれいな石畳の道。



古い石仏をお参りして少し登ると駐車場に出る。



かも道への分岐を過ぎる。



鶴林寺の山門



ヤブコウジの実が可愛い。



鶴林寺境内を進む。



太子堂と不動明王にお参り。

おびんずるさんを撫でて痛みが取れることをお願いする。

腰や膝や足首と年々撫でる場所が増えてくる。

認知症にならないように頭も撫でておく。



本堂にお参り。



次々とお遍路さんがやってくる。



まずは鶴林寺山山頂へ。



タカノツメの黄葉が綺麗だ。



また境内に引き返す。

まだ紅葉が綺麗に残っている。



風が強くて寒い。

風を避けて日当たりの三重塔の敷石に座って昼食。



テイカカズラの種が幾つも飛んできた。



かも道を下っていく。



福良さん寄贈の丁石とタカノツメ。



クヌギの黄葉が初冬の日に輝いている。



石仏と丁石



深くえぐれた道はきれいに整備されている。



石仏が残っている。



車道上の手摺の所に着く。



鹿背山と其の左奥に高丸山。



明和3年の大きな観音像の前でひと休憩。

バナナでエネルギー補充。



まだカエデの紅葉が綺麗に残っている。



農道を下る。



つる道の道標をすぎると円城寺の古い墓地に出る。



円城寺の本堂にお参り。



福良氏の居城跡に真っ赤に燃える紅葉とお地神さん。



県道まで降りて駐車場を目指す。

高校前の渓流にはコガモが仲良く並んでいた。



森城跡からよってね市へ。

森城は、三好長治の傀儡となっていた細川真之が丹生谷へと逃れる前に由良氏に匿われた所。

細川真之を追った三好長治は、一宮成助などの離反もあり荒田野の戦いに敗れてその後自害することになる。

今日は初冬の遍路道歩きを十分に楽しむことが出来た。






総歩行距離 9.6km

累計標高差 ±597m

総行動時間 5時間26分




里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください