- 雲早山 霧氷 ―
てんくらで雲早山の天候を見ると、一日中快晴の予報。
登山指数はCの不適。
朝8時頃の山頂付近の気温がマイナス5度で風速が15m/秒。
登山には厳しい天気だが、霧氷が期待できる。
6時過ぎに家を出て雲早トンネルに向かう。
 
トンネルに着くと、小雪が降っていて空には厚い雲が。
ゴアテックスのジャケットを着て出発。
 
山頂付近には霧氷が付いているようだが、ガスガスでは綺麗ではない。
高城山もガスの中。
 
少し林道を進むと砂防ダムの所で大きく崩壊している。
此処は何年か前にも大崩壊していた場所だ。
山から流れ落ちた水が集まって一気に流れるのだろう。
大規模整備が必要だと思う。
 
積雪は数センチ。
 
桂の木の広場に着くとテーブルが壊れていた。
10年以上も前からこのテーブルで休憩することにしていた。
桂の甘い香りが漂うお気に入りの場所だったのになあ。
 
雪は少ないが念のために軽アイゼンを装着。
ベルトを締めたら切れてしまった。
10年以上使用しているので経年老化だろうか。
簡易的に修理して出発。
 
標高が上がると樹木に霧氷が付いている。
やはりガスの中では綺麗ではない。
風が強く寒い。
 
登るに連れて霧氷がすごくなる。
岩苔の広場は雪に覆われている。
 
天気予報を信じて晴れることを期待しながら登る。
しかし、パラボラ分岐に着いても空は暗い。
 
気温はマイナス4.8度。
しかも強風が吹き付ける。
レインジャケットの下にダウンジャケットを着込む。
フードも深く被って手袋にはホッカロンを入れる。
稜線を上がると霧氷が素晴らしい。
 
雲早山は何時も昼前になると、ガスが引いて青空が見えるようになる。
今日も期待しよう。
 
ブナも霧氷に覆われている。

霧氷が一番美しいブナも暗い。
 
晴れていればどれだけ素晴らしいことだろう。
 
水墨画の世界だが、良く見ればこれもまた美しい。
 
気温はマイナス5.2度。

高丸山方向も全く見えない。
 
晴れるのを待っていても寒いので頂上に向かう。
 
霧氷のゲートを潜ると雲早山山頂。
 
凍て付いた雲早神社にお参りして記念撮影。
 
高丸山方向も高城山方向もすべてガスの中。
 
暫く晴れ間が出るのを待つが、ガスは厚い。
 
厚着をしていても寒くなってきた。
とりあえず大岩の陰で食事をすることにする。
 
霧氷がドンドン成長している気がする。

大岩の陰で風を避けて昼食。
コーヒーを二杯も飲んで晴れるのを待つ。
突然、轟音が響いた。
ジェット機が急降下、急上昇、急旋回をしているようだ。
米軍機かな?
 
ジッとしていると寒いので、稜線上を行ったり来たり。
其のうちにガスが消えてきた。
しかし、雲早山上空には厚い雲が。
風が強いので雲が早く流れて、時たま青空が見えるようになった。
 
少しの青空でも霧氷が美しく見える。
しかし、上空には雲があり日が差しては来ない。
 
直ぐに青空が消えるが、また雲の間に青空が見える。
 
寒さも忘れて見入ってしまう。
 
一瞬明るくなって日が差した。
眼の前がぱっと明るくなる。

まるで白いサンゴ礁のようだ。
寒い中待ちわびた甲斐があった。
 
高丸山も姿を表した。
 
また日が差すのを期待して待つ。
しかし、青空は見えるが雲早山の上の雲が厚くて日が差さない。
 
その内、体が冷えてきた。
下半身が特に寒くて、震えだした。
これはマズイ。
急いで下山する。
 
トットコ急いで下山。
 
林道に降りても気温はマイナス。
高城山が見えだしている。
少し白いが霧氷はあまり付いていないようだ。

振り返ると雲早山の霧氷が輝いている。
やはり、昼過ぎまで待てば最高の霧氷を見ることが出来たんだ。
しかし、あの寒さで強風の中、1時間以上も待つことは出来なかった。
プロのカメラマンだったら耐えて待つのだろうなあ。
でも、一瞬でも真っ白に輝く霧氷を見ることが出来てよかった。


総歩行距離 8.8km
累計標高差 ±965m
総行動時間 6時間48分
里山倶楽部四国
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