秋の里山 中津峰山  2022年10月12日  
里山倶楽部四国編 

- 中津峰山 テイショウソウ ―

昨日は素晴らしい秋空で登山日和だったが、団地の自治会の集会所に詰める日。

今日は朝からどんよりとした天気。

これでは剣山の紅葉を見に行く気にもならない。

しかし、昼前には晴れる予報なので、中津峰山に行くことにする。

ピンクのアサマリンドウやセンブリに会えるかもしれない。



如意輪寺の駐車所に着くとギンナンが一面に落ちている。

黄葉はまだ始まっていない。



石段横にはお茶の花が咲き始めている。



ふと足元を見るとデッカイ蛇の抜け殻が。

財布に入れると縁起がよいと言われているが、デッカクて不気味。

触る気もしない。



何時ものように石段を登って鐘楼で鐘を一突き。



真っ赤な橋の欄干には寄贈者の鳴門の益田裕介さんの名が。

江戸時代初期、撫養城代だった益田内膳の子孫だろうか。



如意輪寺の境内からは、曇って入るが和歌山の山が見える。

高野山かな。



不動堂では住職が読経の最中。



北斗七星をナゾッた石の塚。

厄星を投げ込むらしい



本堂にお参り。



これが厄星か。



太子堂で拝んでいるとご住職がやってこられた。

頂上の天津神社の石垣についてお聞きする。

天津神社は元は38社として如意輪寺境内に祀られていたが、何時か頂上に祀られるようになった。

それをまた如意輪寺の今の場所に降ろしてきた。

其のため頂上の社は天津神社と呼ばれるようになった。

石垣が何時造られたかは解らない。

多分江戸後期ではないかとのことだった。

其のうちに先代の住職、山田戒乗さんがやって来た。

久しぶりにお会いするがとても元気そうだった。



長く話し込んでいたので家内は先に登って座り込んでいた。

イチヤクソウの葉が沢山。



長い四国の道の階段を登る。

キッコウハグマの蕾はまだ固い。



寒いのに汗が吹き出してくる頃いつものベンチに到着。

スポーツドリンクで一休憩。



また登って、いやしの道分岐。

気温は15度。



何時もお会いする白髭の男性がもう降りてきた。

ツルリンドウは散ってはいるが、まだ赤い実にはなっていない。



アサマリンドウはまだ小さな蕾。



何時も気になる左右が逆の道標。



天津神社についてお参り。

何故こんな特徴ある神社の由緒が残っていないのだろうか。



中津峰山山頂着。

天気は良くなるはずなのに、真っ黒な雲が湧いてきた。



今日も山頂には誰も居ない。

マユミの実が赤く熟れてきた。



阿南の町と勝浦の町。



ピンクのアサマリンドウを楽しみに登ってたが、ピンクどころか普通のアサマリンドウも咲いていない。

やっと一輪閉じている花があるだけ。

去年はたくさん咲いていたのになあ。



フライトパークに向かうと一輪だけ花が開いていた。



ツルウメモドキが弾け始めている。



山の神様にお詣り。

私は、お賽銭は何時も10円だが、100円玉も沢山ある。



フライトパーク練習場を行く。

昨年の今頃はセンブリが沢山咲いていたのだが、今年はまだ蕾が少しだけ。

今年は秋の花が咲くのが遅い。



東屋に着くが高丸山は雲の中。



勝浦の町も霞んでいる。



那賀川河口と橘湾。



東屋で昼食。

気温が低いので温かいカップうどんが美味しい。



気温は14度。

中津峰山頂上に引き返すが、12時というのに誰も居ない。

水曜日は、常連さんが多く集まる日のはずなのだけれど。



アサマリンドウの群生地には花が少ない。



おまけに曇っているので花が開いていない。

小さな蕾が少しある。



少し元気がないが゜ンクのアサマリンドウも咲いていた



蕾が多いが今年はやはり花が咲くのが遅れているようだ。

それでも少しばかり咲いている花を楽しむ。



展望台まで降りていがセンブリはまだ蕾。

キッコウハグマも蕾ばかり。



花の少ない時期にヤマシロギクがよく目立つ。



イチョウはまだ色付いていない。

桜だけが色付いていて綺麗だ。



毎年一杯実を付けていたハゼの大木が倒れてしまっていた。

クサギの実がまだ残っていた。



何時もの場所にテイショウソウが沢山咲いている。



毎年少なくなったと思っていか、今年は沢山咲いていて嬉しい。



突然雨が降ってきた。

昼からは晴れになるはずなのに。

急いでポンチョをかぶる。

ジンジソウも花が遅れていて蕾が少しあるだけ。



アケボノソウは綺麗に咲いていた。



ツリバナの実が少し残っていた。

此の赤い実はなんだろうか。



シロダモの実が赤くなりかけていた。

花も蕾が膨らんできていた。

もう少しすると白い花と真っ赤な実を、同時に楽しむ事ができるようになるだろう。



見たことがない葉っぱと古いポンプ?

この木なんの木掲示板でキジョラン(鬼女蘭)だと教えていただきました。

蔓性の草木で、10~11月に花が咲くそうです。

アサギマダラの食草にもなるそうです。

白い小さな花を見てみたいものです。



キウイが吃驚するほど大きくなっていた。

まだ収穫しないのかなあ。



津田の町と東九フェリー



久しぶりに西国33番観音堂に参拝。

奥の洞窟にもお参り。



洞窟は暗くて狭い。

私は這わないと通過できない。



出口にはイヌマキの実が落ちていた。



カラスウリとシロダモの実。



お茶の花がきれいだ。

雨も止んで、駐車場に帰ってきた。

やはり一日中晴れなかったなあ。

今週末も天気はスッキリとしないかもしれない。






総歩行距離 9.2km

累計標高差 ±685m

総行動時間 5時間33分




里山倶楽部四国

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