秋の里山 中津峰山 2022年11月28日  
里山倶楽部四国編 

- 中津峰山 ―

如意輪寺のイチョウの黄葉を楽しみに出かける。



駐車場の多いチウは手前の木は葉が大分落ちているが、奥の木はちょうど紅葉の盛り。



モミジも綺麗だなあ。



サザンカが満開だ。



階段途中の紅葉も素敵だ。



石段を登って行く。



生木観音の前の木が切り倒されて見晴らしが良くなっている。



如意輪寺にお参り。



お太師さんにも御挨拶して登山開始。



四国の道の階段を登って何時ものベンチでミカン休憩。

気温は13.4度と少し肌寒い。



いやしの道との合流地点の無くなっていた温度計が新しくなっていた。



天津神社着。



中津峰山山頂。

秋晴れの空が広がる。



マユミの実がまだ残っていた。



ツルウメモドキの実が見事に弾けている。



更に進むともっとビッシリと実がついた木があった。



山の神様にお参りしてフライトパークへ。



練習場のセンブリは殆ど消えてしまった。

僅かに咲き残っていたセンブリの花。



ツルシキミの蕾と赤い実



フライトパークへ。



高丸山から雲早山への稜線もくっきりと見える。



勝浦の町



まだ昼食には時間が早いので中津峰山頂上に引き返す。

今日も誰も登ってきていない。

アサマリンドウは花が終わって紅葉している。



遊びの広場に降りていく。



ムクロジが完全に葉を落としていた。



モミジの紅葉が素晴らしい。



コブシの蕾が出はじめている。

若葉が生え始めている木もある。

春かと間違えてしまいそう。



明るい日差しに照らされて、広場のモミジが燃えるように輝いている。



木々によって少しずつ色合いが異なり、更に紅葉の進み具合によっても色が違う。

そのグラデーションの美しさを味わいながら暖かいカップラーメンを食べる。



モミジを透過した柔らかな光が降り注ぐ。



食後池の畔に降りてみる。

イチョウはすっかり葉を落としている。

真っ赤に紅葉した紅葉の向こうに指を開けたような不思議な雲が湧いていた。



シロモジに新芽が出来ていた。



淡い黄色に色付いた木が多く生えている。



三出複葉の葉だが何の木だろうか。

灰色の樹皮の木だ。

メグスリノキにも似ているが?

タカノツメだと教えていただきました。

若芽はコシアブラよりも美味しいとか。

別名はイモノキ。

葉が発酵すると焼き芋の匂いがするとか。



クロモジに新芽が出ている。



一ヶ月ほど前に、渡りの前のアサギマダラが留まっていたキジョランの葉には丸い食痕が幾つも空いている。

1令から2令の小さなうちの幼虫は葉を円形に齧りその内側を食べる。

これを「トレンチ行動」という。

植物が出す防御物質を堰き止めるためらしい

キジョランは常緑の食草で、これがあればアサギマダラは幼虫越冬(翌年5月頃羽化)できるそうだ。



幾つか探してみると、見つけました。

アサギマダラの幼虫が葉を食べています。

この後3令、4令、5令と脱皮を繰り返し、やがて蛹となって越冬し来年5月ころに羽化して成虫となるらしい。

とすれば、徳島で5月頃に見るアサギマダラは徳島で羽化したアサギマダラなんだろうか。



黒い実がビッシリとなったサカキと花が咲き始めたシキミ。



淡路島が綺麗に見えている。

駐車場に帰ってくると車が増えていた。

今日は期待維持用の美しい紅葉を見ることが出来た。

明日からは冷えてくるらしいので霧氷を見ることができるかな。

里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください