秋の里山 大川原高原  2022年10月14日  
里山倶楽部四国編 

- 大川原高原 センブリ ―


今日は朝から快晴の予報。

剣山の紅葉は今年は遅れているようだ。

大川原高原のセンブリはもう咲いただろうか。

アサマリンドウとセンブリの花を楽しみに大川原高原に向かう。

朝から青空が広がっている。



ファミリーマートで食料を調達。

今朝も、アイちゃんのお嬢さんは登校前にアルバイトに来ている。

感心だなあ。

所が大川原高原に登り始めるとガスが巻いてくる。



一軒茶屋の駐車場に着くと、周りは真っ白。

車を降りて登山準備をしていると、ガスの中から牛さんが現れた。

デッカイ牛さんが親しそうに近づいてくる。




可愛い目をしているが、巨体なので少し怖い。



ツルウメモドキが可愛く弾けた。

これから寒くなるまで鮮やかな色で目を楽しませてくれるだろう。



ガマズミの実がガスの中でひときわ目立つ。



軽トラがやって来た。

牧場主のおじさんだ。

散歩していた牛のことで少し話をする。

角も切ってあるし大人しいので大丈夫とのこと。

後10日ほどで山から下ろすらしい

ドウダンツツジが真っ赤になってきた。



大きな穴がアチコチにあるがイノシシかな?

メギの実が真っ赤に熟れてきた。



展望台からの眺望はゼロ。



山の神様と天岩戸別神社奥の院にお参り。



ツツジはほとんど葉を落としている。



シコクブシが綺麗に咲いている。



旭ヶ丸頂上から高鉾山西峰へ。



西尾根にはセンブリが一輪咲いていた。

こんな所にと驚く。



丈が非常に小さいシコクブシが咲いている。



鉄塔広場からも眺望はなし。



鉄塔の金網の中には今頃キバナアキギリが満開。



咲き残ったシコクママコナを見ながら階段を降るとおばこの峠。



お紋の墓には新しい真っ赤な前掛けが。



トラバースから高鉾山本峰へ。



山頂標識のヤッホー地蔵にも赤い前掛けが。



ボタンヅルの実とツルウメモドキのまだ青い実。



ガマズミの赤い実と不明の緑の実



風車が不気味な音を立てて回っている。

大川原の風車とは異なった機械的な音がする。



高丸山のガスが途切れてきた。

こんな所にもメギの実が。



伐採地にはニガイチゴが一面に繁殖してきている。

ガマズミの実はいたるところで真っ赤。



真っ赤なガマズミの実と風車。



昔の登山路はズタズタに分断されたので、舗装された作業道を行く。



掘抜された作業道の上には展望岩の看板が残っている。



流川の三角点から級の縦走路へと上がる。



懐かしい縦走路。

四国の道の分岐を曲がらずに直進。



昔は嫌いだった杉の植林地帯を下る。

緑林された杉並木でもアスファルト道よりは断然良い。



切り株に白いキノコ?

スギヒラタケの幼菌だろうか。

スギヒラタケは昔食用とされていたが、急性脳症を発症するので食べるのは禁止されている。



色々なキノコが生えているが見て楽しむだけにしたい。

チャート岩に苔がむして良い感じ。



梅ノ木峠にやって来た。



以前は此処から天ガ滝や薬研谷まで歩いていったものだが、今は通行禁止。

此の一帯は大学のフォレストキャンプ地らしいが、とても利用できるとは思えない。



今頃タカサゴユリが咲いている。



林道脇にセンブリの花を見っけ。



アカタテハがアザミで吸蜜している。

羽根を広げると鮮やかな赤色で綺麗なだけれど。



アザミにヒョウモンチョウもやって来た。

ヤマシロギクが満開で綺麗だ。



斜面の草の間にはセンブリがビッシリと咲いている。



コウヤボウキが一面に咲いている。



こんな所に沢山咲くのは初めて知った。

セセリチョウがやって来た。



アキノキリンソウも沢山咲いている。

ホコリタケかな?



アサマリンドウもまだまだ元気に咲いている。



ツルリンドウの赤い実



アケボノソウも、まだ元気に咲いている。



ススキが秋の日に照らされて輝いている。



崩壊地に沢山アサマリンドウが咲いている。

崩壊地などは日当たりが良くなるので一斉に咲くらしい。



センブリも一面に咲いている。

緑の筋が綺麗だ。



崩壊地にはアキノキリンソウやシコクママコナも。



アケボノソウに似ているが、少しシャープな雰囲気がする。



センブリとアサマリンドウの共演



ピンクのアサマリンドウと色の濃いアサマリンドウ。



高鉾山へ向かう。

峠を歩く会の女性からお声掛けいただく。

ご夫婦で高鉾山を楽しまれているようだ。



高鉾山山頂でコーヒータイム。

霞んではいるが勝浦の街が見えている。



男性がやって来て上勝町へと下る道に入っていったので私達も覗いてみる。



なんと色の濃いシコクブシの大花園があった。



林道を歩いて引き返す。

センブリがこれでもかと咲いている。



ピンクの筋が入ったセンブリ。



アサマリンドウもビッシリ。



赤く紅葉しているのはオオカメノキだろうか。



アオカラスウリは、やはり赤く熟れることなしに茶色に変色している。



一軒茶屋の駐車場に帰ってくるとテラスの修理中。

朝は真っ白のガスの中だったが、昼前からは真っ青な青空が広がった。

秋空の下を歩くのは気持ちが良い。





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