秋の里山 大川原高原 2022年10月27日  
里山倶楽部四国編 

- 大川原高原 ―

ボランティアガイドの会で、久しぶりに研修旅行に行くことになった。

和歌山城と紀三井寺に南海フェリーで行く予定。

直前になって、日帰りのチャーター便でも全国割が適用されることがわかった。

しかし、手続きがややっこしい。

旅行出発前にワクチン証明書と身分証明書のコピーを旅行社に提出しないといけないらしい。

そうしないとクーポンが発行できないそうだ。

そんな事今から連絡してできるはずがない。

結局、全員のリストと確認書を事前に提出して、乗車前に運転手に確証のコピーを手渡すことでO.Kとなった。

そんなことをしていたら、また一週間山に行けなかった。

という訳で久しぶりに山に行こうとしたら天気が悪い。

明日はまたゴルフだし 家内の機嫌も悪い。

何とか近くの大川原高原を散歩してご機嫌を取ることにする。




駐車場に着くと、一軒茶屋が丸焼けになっていた。

大風で壊れたテラスの修理中の失火によるものらしい。

怪我人が出なかったことが幸いだ。

一日も早く再建出来れば良いのだが。



空は相変わらず暗い。

風車の修理中。



プロペラの先っちょを見ているが、物々しい防護服を着ている。



リュウノウギクが綺麗に咲いている。

ススキも枯れ初めてイヨイヨ冬の風情だ。



遊歩道のドウダンツツジは真っ赤。

石井の町も霞んで見える。



メギの実が真っ赤に熟した。



展望台に登ると男性が一人大きなカメラを構えていた。

ワシ類の渡りを撮影に来られたらしい。

徳島市内は霞んでいるが、高丸山方向はクリアに見えている。



山の神様と天岩戸別神社の奥の院にお参り。



旭ヶ丸山頂。

ヤマボウシはスッカリ葉を落としてしまっている。



ツツジのトンネルも、葉が落ちてしまった。

高鉾西峰のあたりは色付き始めている。



西尾根を下る。

カマツカが淡い色に黄葉し始めている。



真っ赤に紅葉している広い葉は、シラキだろう。



多くのシラキの木があるが、色付きはそれぞれ違う。

ほんの少し残ったシコクブシ。



鉄塔広場から、高鉾山、雲早山そして高城山



鉄塔の右を巻いて降りていく。



尾葉古の峠のシラキはまだ葉が青い。



不動明王とお紋の墓。



不動明王は道標になっている。

左側には「右 佐那河内 左 上角」

(上角は、神山町神領にある地名)

右側には「右 楠之木 左 藤川」

(楠之木は解らない。方向からすると佐那河内か神山だろうと思うのだが。 藤川は上勝町正木のある地名)



見事なシラキの紅葉



ニリンソウの咲く所にはシコクブシがまだ綺麗に咲いていた。



高鉾山本峰着。



ボタンツルの綿毛が綺麗だ。

ツルウメモドキの実は、まだ弾けていない。



オニギリ地蔵のベンチで一休み。

気温は13.9度と少し肌寒い。



ガマズミの実が真っ赤に熟れている。

小鳥達に人気がないのか?

いつまでも残っているなあ。



道標がまた追加されていた。



苔が綺麗で庭園のようだったのに、イノシシに掘り返されて無惨。



何時もの風景。



8月から運用が開始されているらしい。

今度の風車は、発電機の音だろうか?大きな音がしている。



三角形なのは東宮山。

台形は高越山。

その右手前に焼山寺山。



いつものように梅ノ木峠方向に向かう。



一基の風車が止まっていると思ったら、修理中のようだ。

入口の戸が開いている。



流川から自然歩道に上がる。

やはり舗装路と比べて気持ちが良い。



昔の縦走路の名残が残っている。

梅ノ木峠まで行かずに四国の道を左に曲がる。



スギヒラタケが大分大きくなっている。



この辺は県有地らしい。



ツルリンドウの赤い実が可愛い。



センブリがまだビッシリと咲いている。

マムシグサの赤い実。



咲き始めたリュウノウギクとまだ咲いているヤマシロギク。



アキノキリンソウとコウヤボウキ



沢山のセンブリの中にアサマリンドウの花



ヤクシソウも咲き始めた。

マムシグサの実が多い。



アザミだろうか?



リュウノウギクは丸みがあって可愛い。



大型ブルドーザーを積んだトレーラーが走り去っていった。



高鉾山に向かうと名前の分からないアザミが多い。



高鉾山到着。

お昼時だというのに誰も居ないのは珍しい。



今日は麹仕立ての焼き塩サバ。

私の好物だが、塩分は3.8㌘。

腎臓に難のある私にはチョット塩分が多いが、運動をしているので良しとしよう。



勝浦の町の向こうに阿南の町。

そのズット向こうに和歌山も薄っすらと見えている。



轆轤山の風車の向こうに淡路と沼島。

その右奥に見えているのは和歌山。



狂い咲きなのはシハイスミレかな。



真っ赤に紅葉しているのはハゼノキかなあ?



車道を帰るとセンブリの花盛り。

アケボノソウは殆ど散ってしまった。



家内の大好きなリュウノウギクが咲き誇っている。



アザミには蕾もある。

カナクギノキが色付きはじめている。



ビッシリ着いたマユミの実



綺麗に紅葉したカエデ。



もう萎んでしまったアサマリンドウとコウヤボウキ?



ヘクソカズラの黄金の実と咲いたばかりのアサマリンドウ。



駐車場に帰ってきた。

今日は観光客も少ない。

天気がスッキリとしなかったからかなあ。

秋晴れではなかったが、多くの秋の花を楽しむことが出来た。







里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください