秋の里山 柴小屋山 大道丸 旭ノ丸 2022年11月06日  
里山倶楽部四国編 

- 柴小屋山 大道丸 旭ノ丸 ―

今秋には、多くの高い山の紅葉を楽しむことが出来た。

これから段々と紅葉が下がってくる。

しかし、焼山寺山や中津峰山そして気延山の紅葉はもう少し先だ。

何処の山が見頃かなと考えて柴小屋山に行くことにした。



野間殿林道を行くと、シロモジの黄葉が綺麗だ。

しかし、標高が上がるとガスが巻いてきた。



視界の殆どない柴小屋駐車場着。

寒いので今シーズン初めてダウンジャケットを着て出発。



柴小屋への道を登り始めると、シャクナゲに来春の蕾がたくさんできている。



ガスの中にモミジの紅葉が浮かび上がる。

柴小屋神社鳥居。



急な階段を登り始めると、ホウノキの大きな葉っぱが落ちている。



相変わらずガスが巻いて気温は7.2度。

手が、かじかむ。



ガスの中を進むのもまた良い感じだ。

進んでいくと少し明るくなってきた。



柴小屋山頂上着。

また山頂標識が飛んでいたので、拾って建て直す。



ガスがブナの枝に着いて水玉となっている。



とてもユニークな枝ぶりのヒメシャラ



晴れ間が出てくると紅葉が綺麗になる。



細やかな木々の紅葉が素晴らしい。



ドンドン下って四国の道分岐。



大道丸への登りは落ち葉でフカフカ。

家内はルンルンで感触を楽しんでいる。



大道丸からアセビの蕾の向こうに柴小屋山



大道丸の三角点「人道丸」



暑くなってきたのでダウンジャケットをウィンドブレーカーに着替えて下山。

柔らかな黄葉はイヌシデかな。



木々の間から上勝大川原ウィンドファームの風車が見える。



紅葉をタップリ楽しみながら引き返す。



鳥居から林道に降りる。

モミの木に鹿の角研ぎ跡が多く残っている。



林道脇には見事な紅葉が続く。



綺麗だなあ。



雲早山が見える。

林道は可成り荒れていて歩きにくい。



高根山の下を通っていく。



林道に出る。

眼下に眉山が見える。



マユミに真っ赤な実がビッシリ。



この林道が出来た時に植えた白樺を30年後に懐かしむ石碑。



昭和49年にこの林道が出来た記念碑。

昭和49年と言えば1974年。

結婚して子供が出来、神戸に転勤になった年だ。

もう48年も前になる。



カラマツの並木が綺麗だ。



徳島で、こんなに見事な落葉松林は此処だけだろう。



土須峠へのスーパー林道は通行止めだが、雲早山登山口までは通行可のようだ。



久しぶりに旭ノ丸に登ってみよう。

上勝へのスーパー林道も通行止め。



林道の切れ目から登って行く。



最初、緩やかな道を行くが途中から細い急坂となる。

進むうちに道を失ってしまった。

GPSを確認して頂上に向かってヤブをかき分けて登る。



テープが見つかるときれいな道となる。



以前あった鉄板の山頂標識がない。

前回も無くて探し回って見つけた覚えがある。

今回はいくら探しても見つからない。

替わりに新しい標識があった。



山頂から少し下った岩場で昼食。

この山もチャートの岩が多い。



食後下山すると、大型バイクが二台停まっていて、男性が記念撮影している。

香川からドライブを楽しみにやってきたそうだ。



氷小屋へ寄ってみる。



樹木の間にマリンピアの東九フェリーが見える。



氷小屋への道は途中で荒れて崩れている。



遂に崩れた土砂で埋もれてしまっている。

諦めて引き返すが、もう少し下ればよかったかなあ。



高根山からの下山路は長い間大崩落していたが、コンクリートで大補修されている。

しかし、網の上に貼られたシートがもう剥げかけている。



駐車場に帰ってきた。

今日は期待以上の紅葉を楽しむことが出来た。

これから、焼山寺や気延山などの紅葉が楽しみだ。







総歩行距離 7.8km

累計標高差 ±657m

総行動時間 5時間23分




里山倶楽部四国

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