冬の雪山 焼山寺山 2023年01月01日  
里山倶楽部四国編 

- 焼山寺山 ―

初詣はいつものように焼山寺。

善長寺の手前に駐車して出発。



歓迎のフクロウくん、あけましておめでとうございます。



まずは黒口神社に初詣。

ミツマタの蕾が大きく膨らんできている。



オフナトさんのある家には帰省した車が停まっている。

しかし、オフナトさんは祀られていない。

前はこの家のお嬢さんが祀っていたのになあ。

日当たりのよい石垣にはスミレの花がたくさん咲いていた。



このお不動さんも随分長く祀られていないようだ。

鍋岩荘には車が停まっていた。



真っ赤なクロガネモチとニシキギの実。



鍋岩に着く。



お遍路接待所は片付けられてしまって猫さんが日向ぼっこ。



昔はお遍路で賑わった田中食堂と鍋岩。



車道から遍路道に入っていく。



テイカカズラの実がこんなところまで。

空海の道に朝日が照って清々しい。



青石の石畳の道が続く。



以前、桃源郷と呼ばれた梅林に着く。



日陰の急坂が凍って登れない。

縁石を手摺を伝って登る。

上の車道に子供達の声が。

おばちゃんこんにちはと話しかけてくる。

何をしているのかと興味を持ったらしい。

やっとの事で杖杉庵につく。




杖杉庵のお地蔵さんにお参り。



セメント道が凍っているのではと心配したが、今年は凍っていない。

遍路墓は綺麗に祀られている。



馬車道を行くと弘法大師像。



伊予郡大洲領吾川村の徳兵衛さんの遍路墓。

水鉢の石が遠くに転がっていたのが気になっていたが、拾ってきてお墓の前に備える。

チョット斜めになったがまあ良いか。



車道を二回越えていく。



板碑と二丁の丁石が有ると焼山寺はもうすぐ。



城壁のような石垣がそびえる。

ここの石垣にもすみれが咲いている。

 

蕾が膨らみかけた梅の木に一輪の花が。

新春の暖かさが感じられる。



焼山寺の石段に着く。

新しいメガネが忘れられていた。



青石の石段を登っていく。



山門の見事な彫り物。



仁王像も歓迎してくれているようだ。



焼山寺境内に着く。



まずは鐘を一突きして、十二社神社にお参り。



大師堂、本堂そして三面大黒天にもお参り。



上勝大川原ウィンドファームの風車が勢いよく回っている。

一休みしてから奥の院へ。



三本の大杉を過ぎて大蛇封じの大岩。



雪が多くなってくる。

ツルシキミはまだ蕾。



赤樫の大木と宇宙戦艦ヤマト岩。



竜王窟との分岐に着く。



尾根道を登るが雪は少ない。

円錐形の松ぼっくりが落ちている。



杖立大権現にお参り。



頂上手前で雪が多くなったので念のため軽アイゼンを付ける。

焼山寺山山頂の奥之院着。



正面に剣山が見える。

白く輝いているのは一ノ森。

右には丸笹山と塔丸。

みんな白い雪を被っている。



奥の院の蔵王大権現にお参りしてから昼食。



昼食後はひたすら下山。

山門の所で谷さんご夫婦とお会いした。

あけましておめでとうございます。



日も陰ってきて寒くなってきた。

車道に出ると参拝者の車がひっきりなしにやって来る。

赤い実はニシキギの実。

今年も怪我なく焼山寺奥の院に初詣することが出来た。

これで一年里山歩きを楽しむことができるだろう。







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