秋の里山 高丸山  2022年10月02日  
里山倶楽部四国編 

- 高丸山 アサマリンドウ ―

今日も良い天気の予報。

久しぶりに高丸山で秋の雰囲気を満喫しよう。



高丸山までは意外と遠い。

朝6時に起きたのに登山開始は8時になった。



歩き始めるとシラヤマギクが咲いている。

色白のシコクママコナもまだ咲いている。



アサマリンドウも眠気眼で花が開き始めている。

登山道は暗いので花が開いていないのではと心配していたが沢山咲いていてよかった。



まだずいぶん随分と蕾もある。

カメラを下げた男性が降りてきた。

朝焼けを狙って暗いうちから登っていたらしい。

カメラマンの熱意には何時も驚かされる。

今朝はあまり焼けなかったようだ。



不動尊とお地蔵さんにお参り。



三尾の峠に向かって登っていくとシラキがほんの僅か色付いている。



トチノキはまだ色付いていない。

ミヤマシキミに真っ赤な実ができている。



ブナはまだ色付いていない。



ダケカンバが倒れている三尾の峠に着く。



イヌシデが倒れている。

来年の新芽がついているシロモジも倒れている。

先日の台風の影響かな。



東照神社分岐の標識にも木が倒れかかっている。

心臓の手術の前には、此処の先で息が上がってゼイゼイとなって座り込んだことがある。

手術が成功して良かった。



急坂を登りきって展望岩に着く。



こんなところにセンブリの花が咲いている。

今年初めての出会い。

アキノキリンソウも咲いている。



何の綿毛かな?



一本ブナのピークのブナもくっきりと見えている。

10数年ほど前に登ったときには名前が付いていなかった。

私が勝手に一本ブナのピークと呼んでいたが何時の間にか通り名となったようだ。

ピークには「一本ブナのピーク」の標識が二本も立っているそうだ。

また登って西三子山まで歩いてみたい。



一休憩して歩きだして岩場まで来るとアサマリンドウが群生している。



高丸山でこんなに綺麗にアサマリンドウが咲いているのには初めて出会った。



此の淡い色合いとおちょぼ口が大好きだ。



シコクママコナとドウダンツツジの向こうに剣山。



秋晴れの高丸山山頂着。



東尾方向と那賀町の山



雲早山とだんご3兄弟。



雲早山縦走路のピークまで行ってみる。

ドウダンツツジが早くも真っ赤になっている。



ブナも少し色付いている。



ピークに来るとブナが倒れてアケボノツツジを押し倒している。

年々少なくなっていたアケボノツツジだが、来年は更に寂しくなりそうだ。



谷間のドウダンツツジが色付いてスッカリ秋の雰囲気。



正面に高城山。

其の左に剣山。



高城山と雲早山



剣山と高城山

剣山の左には次郎笈も顔を出している。



ピークの足元にもアサマリンドウが咲いている。



山頂に戻ると男性が一人到着していた。

其のうちに奥様も到着された。

私のホームページを見ていただいているそうだ。

ありがとうございます。

お二人も多くの山を歩かれているみたいで山の話で盛り上がる。



しばらくお話してからお先に失礼する。

枯れてしまったと思っていたナツツバキに新しい葉が出てきている。

また来年には復活するかな。



旗立山に向かうと、ヒメシャラの肌が赤く輝いている。



自然林の尾根歩きは気持ちが良い。



なぜか今日はヒメシャラが綺麗に見えるなあ。



ホウノキの実が落ちている。



ツマグロヒョウモンに混じって地味な色な蝶が舞っている。



初めて見る蝶だ。

ツマグロヒョウモンのオスより色が地味だ。

ヒョウモンモドキだろうか。



赤とんぼが飛び乱れている。



雲早山の見える東屋でコーヒー休憩。

ホコリタケがあったので突くと勢いよく胞子が吹き出した。

すごい量なのでビックリ。



旗立山へと登る。

色ついた木々の向こうにダンゴ三兄弟。



旗立山山頂。

修理した標識は台風の強風にも耐えて残っていた。

此の標識が付いている木はダケモミかな。



尾根道を下ったところのベンチで昼食。

ヤマシロギクが綺麗だ。



今頃咲いているアザミはシコクアザミだろうか。



白いママコナが咲くピークには全くママコナが咲いていない。



倒木が多い尾根を下って赤色チャートの大岩の脇を潜っていく。



アキアカネより色が薄いが、これから赤くなるのだろうか。



赤石丸山頂で一休み。



キッコウハグマの花を探すが、全く咲いていない。



帰りの林道には赤トンボが飛び回っている。

赤いのと色の薄いのがある。



台風で傷んだ林道は重機で綺麗に整備されている。



林道沿いにセンブリの花が沢山咲き始めていた。

去年は全く無かったのに復活したようだ。



気持ちの良い稜線を引き返すが、少し疲れてきた。

ニシキギが少しピンクに色付いている。



楽しみにしていたトチバニンジンの赤い実は全て落ちてしまっていた。

残念。



ブナの広場に来ると大木が何本か倒れていた。

毎年倒れる木が多くなっている気がする。

ブナの大木はまだ緑で色付いていない。



ツチアケビが真っ赤に色付いていた。

チョッと不気味だ。



シコクブシがまだ咲き残っていた。



ピンクのシコクブシも今年は少ないようだ。



駐車場に帰ってくると車が増えていた。

ふれあい館の原田さんがハシゴを担いでやってきた。

彼女は先日NHKテレビで三嶺のガイドをしていた。

彼女が登山ガイドをしていることを初めて知った。



「三嶺 〜秘境の奥の“別世界”〜」 - にっぽん百名山 - NHK

其の話をするとしきりにテレていた。

今日は監視カメラの電池交換にやって来たらしい。

車が多いのは協働の森の草刈りの人たちらしい。

帰りに、よってね市に寄るが日曜日ということもあって殆ど売り切れ状態。

僅かに残った極早生みかんと梨そして林檎などを購入して帰宅。

熱いお風呂に入ってから冷やしておいた梨を食べる。

心地よい疲れに甘い梨が美味しくて一個ペロリと食べてしまった。

これから秋の果物が美味しくなるなあ。





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