秋の里山 高城山  2022年10月15日  
里山倶楽部四国編 

- 高城山 紅葉 キッコウハグマ ―

今日は一日中快晴の予報。

剣山の紅葉はまだ遅れているらしい。

出来ればブナの輝く日に登りたい。

近くで何処にしようかと考えて雲早山にしようかと思った。

高城山にも行きたいが、徳島のへその手前で大崩落していて通行止めらしい。

所がYAMAPで見ると、つい先日周回した人がいる。

通行止区間は徒歩では問題なく通行できるらしい。

それではと6時前に起きて出発。

朝早いので道路上には鹿が沢山いる。



ファガスの森に着くとまだ閉まっていた。

前に置いてあるのはツキヨダケだろうか。



ファガスの森に車を停めて出発。

前向きに倒れた巨神兵。

ブナの倒木。



倒木に生えているのはツキヨダケかな。

切り株にも黒いのが生えているが、これもツキヨダケかもしれない。

夜に来てみないと真偽がわからない。



林道を行くと既にブナの黄葉が始まっていていい雰囲気。



ブナの上に下弦の月が出ている。

赤く紅葉しているのはオオカメノキだろうか。



朝日に輝くブナの黄葉



朝日に輝くブナ。

もう少しすると黄金色に輝くことだろう。



朝日が差してきて紅葉し始めた樹木が輝き始める。



作業小屋から登山開始。

広場のカエデはもう綺麗に紅葉している。



登り始めると直ぐにキッコウハグマが群生している。

今年初めての出会い。

中津峰山では蕾がなかなか開かずガッカリしていたが、一面に咲いているキッコウハグマに感激。



朝日が差してきた。

ドウダンツツジが真っ赤に輝く。



根上りブナのあるコルを過ぎて急坂に差し掛かるとタマゴタケがかじられている。



シャクナゲ尾根を進むとブナの黄葉が輝いている。



真っ赤なドウダンツツジの紅葉が、まだ緑の残っているブナを背景に輝いている。



崩壊地から風の広場と剣山。



キッコウハグマの種が輝いている。

今年はキッコウハグマの花が多いなあ。



シャクナゲ尾根に来るとシャクナゲの蕾がたくさんできている。

来年も見事な花を咲かせてくれるだろう。



剣山方向も秋晴れ。

大勢の人が秋の剣山登山を楽しんでいることだろう。



ブナの子供達が多く育っている。

これでももう5年は過ぎている。

大きくなるのには気が遠くなるほどの年月がかかる。



ブナの黄葉を楽しみながらミカン休憩。

極早生のミカンだが、一週間も置いておいたら随分と甘くなった。



ブナが黄金色に輝いている。



ブナの黄葉



急登を登り始める。



カエデが輝いている。



ブナの赤ちゃんを足元に見ながら急登を登る。



落ち葉で足元が滑る。

私は炒めたアキレス腱が悲鳴を上げている。

プッチンと切れないように注意して登る。



登りきると、素晴らしい眺望のご褒美が待っている。



高城山頂上着。



雲一つない青空。

素晴らしい眺望だ。



中央に一ノ森。

右奥に剣山。

更に右奥に三嶺まで見えている。



一ノ森と剣山頂上



一休みして出発。

ブナの実がまだ落ちずに残っている。



ナナカマドの実が残っている。



真っ赤に黄葉したカエデ



気温は18.9度もあってポカポカ陽気。



西尾根を降りていく。



西尾根のブナやカエデはまだ紅葉していない。



テンニンソウの草紅葉。



風が強いところのブナは葉を落としている。



バライチゴの実が真っ赤。



鉄塔広場から降りていく。



カエデの黄葉が綺麗だ。



林道に降りるとアオベンケイが紅葉している。



毎年楽しみに来てみるが、期待にそぐわず可愛く紅葉しているのが嬉しい。



通行止めのはずだが、バイクが次々とやってくる。



崩壊した斜面にミツバツツジの紅葉が鮮やかだ。



マユミの実が真っ赤。

三嶺のタヌキのかんざしも真っ赤になっているだろうか。

長い間見に行っていないなあ。



カエデが綺麗だ。



嫌な林道歩きも輝く木々の紅葉を見ながら歩くと快適だ。



アサマリンドウもまだ綺麗に咲いている。



真っ赤に紅葉しているカエデもある。



足元にはブナのどんぐりが一杯落ちている。



青空に飛行機が横切っていった。



ネジキとリョウブの紅葉。



ネギ坊主。



アケボノツツジともみじの紅葉。



去年は少なかったが、今年はマユミの実が多い。



南高城のシロヤシオの紅葉。



高城山登山口の桜の紅葉。

ピンク色なのは珍しいなあ。



高城山登山口の楓の黄葉。



登山口反対側のカエデ。

爆発するような圧倒的な紅葉。



次々と見事な紅葉が現れる。



徳島のへそから雲早山、高丸山



徳島のへそ



ジンジソウとアサマリンドウ



ピンクの蕾もある。



ジンジソウが咲き誇っている。



崩落現場。



岩盤が露出している。

修復作業は大変だろうなあ。

崩壊の際は乗ると崩れそうなので山際に沿って通過。



足元に細い蛇が。

動かないので踏むところだった。



小松島から来られたと言うジムニーの女性からお声がけいただいた。

ホームページを見ていただいているそうだ。

ありがとうございます。



平井さんはオフロに入っているとのことでお会い出来なかった。

高ノ瀬方向からやって来たライダーが、剣山トンネル向こうで熊に出会ったと言っていた。

あの辺りには熊が住んでいるのかもしれない。

鹿カレーを食べて帰宅。

まだ紅葉は早いと思っていたが、輝くようなカエデの黄葉に出会えて感激した。

もう一週間もするとブナが一斉に輝き出すことだろう。

砥石権現にも行かなくては。






総歩行距離 10.2km

累計標高差 ±857m

総行動時間 6時間31分




里山倶楽部四国

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