カナディアンロッキーの旅 バンクバー      2007/6/24〜  
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カナデイアンロッキー花の旅

バンクーバー散策 パブリックマーケット そして帰国

カナダに来てからもう9日目となる。

本来ならもっとカナディアンロッキーを歩く予定だったが、息子に用事が出来たので早くバンクーバーに帰ってきてしまった。

日本への帰国までにまだ3日程有る。

今日はバンクーバーの街をのんびりと散策する事にする。



まずは大橋巨泉の経営するオーケーショップへ。

ここは、免税店となっているので土産を買うには良い。

トラベルチェックを使い切り親戚へのお土産を購入。



グランビル橋の下にあるグランビル・アイランドに立ち寄る。





以前、製材所や鉄工所などが立ち並び、産業の中心として栄えていたグランビル・アイランドが、

衰退の後、1970年代に再開発され、おしゃれなスポットに生まれ変わった。




まだ一部に工場も残っている。

カナダのコンクリートミキサーはでっかくて回転ドラムの後ろにタイヤが付いている?

工場のミニチュア模型もあった。



このウォーター・フロント地区には、美術学校、シアター、アート・ギャラリー、クラフトショップの他、ブリューイング(地ビール醸造所)などもあり、

ショッピングや食事、ナイトライフが楽しめる場所として、地元の人はもちろん観光客にも人気のエリアとなっている。

ネット・ロフトとマリタイム・マーケット

庫を改造した建物の中には、ブティックやインディアン・クラフトのお店、キッチン用品、グリーティリングカード、

帽子、ガラス細工、小物、アクセサリーの材料店などなど、アート感覚いっぱいのクリエイティブなお店やスタジオが集まっている人気のスポット。



パブリック・マーケットを見学

メープルシロップの店が多い。



1979年、グランビル・アイランドの再開発時にできた「グランビル・アイランド・マーケット」は、

地元の人が買い出しに訪れる市場。野菜、果物、肉、魚介類、パン、チーズ、ワインやお茶etc…の出店が所狭しと並んでいる。

あんずにプラムそしてラズベリーがとっても美味しそう。



魚も豊富。

タイやチヌの様な魚もある。



トマトやピーマンキュウリもとても色鮮やか。



何と築地直輸入のハマチがあった。

25ドルとは少し高いかな。

隣のマグロは27ドル。




ダウンタウンの高層ビル群が、フォルス・クリークの向う側に広がっている。



レストラン「Bridges] で食事をする。

クリークを行き交うヨットやビル群を眺めながらゆっくりと食事をする。

ここは海鮮料理の店で特にオイスター料理が有名らしい。

小振りの岩カキとムール貝のシチューそして海鮮ピザ。

この島には地ビールの工場もあるのでビールが美味しい。

ネィティブ・インディアンの人達が「コンドルが飛んでいる」を演奏している。

何となくカナディアンロッキーの景色が思い出される。

お店での支払い

食事が終わるとウェイトレスを呼びクレジットカードを提示。

ウェイトレスは伝票とクレジットカードを持って行ってしまう。

レジで打ち出したクレジットレシートとカードを持ってくるのでカードは返して貰う。

レシートにチップ15%程度を記入し、合計も記入。そしてサインする。

クレジットカードを渡してしまうのも心配だし、チップ記入後カードがないのにどうやってレジに入力するのかも不明。

アメリカなど外国ではクレジットカードは目の前で取り扱って貰うのが原則。

カナダではスキニング等の心配がないのかな?



こんな可愛いアクアバスでもこの島に来る事が出来る。



食事を楽しんでからでっかいホームセンターへ。

日本では考えられない様なデカいホームセンター。

家内が息子の部屋に何も無いので家財道具や台所用品を購入。



ステーションストリート

チャイナタウンに向かう。

ンクーバー・チャイナ・タウンの起源は、横浜の中華街と同時期。

横浜開港の1859年の1年前、58年にバンクーバーを河口とするフレイザー川で金鉱が発見され、ゴールド・ラッシュが起きた。

そこで、金を求めて、多くの中国人がサンフランシスコからバンクーバーに移動してきた。

さらに、81年から84年まで、バンクーバーからカナダ東海岸のハリファックスまで、カナダ太平洋鉄道の敷設工事が行われた。

その労働者として多くの中国人が移住して、チャイナ・タウンが形成されていった。



コロンビアストリート

サンフランシスコに次いで世界第二の規模を誇るチャイナタウンはスケールが大きい。



この町の北には日本人街もあった様だが..



パウエルストリート

100年前、バンクーバーのパウエル通りは、約2万人の日本人が居住していたそうです。

当時は、製材所、サーモン漁業が日本人の主な仕事だったそうです。

彼らは、海外移住を目的として渡加したわけではなく、高額なカナダドルで収入を得て
日本に仕送りをすることを目的とした労働者が主流だったそうです。

世界第二次大戦で日本が真珠湾攻撃をした翌日に
、カナダ政府はパウエル通りに居住する日本人たちの暴動を恐れ、日本人全員を強制キャンプに収容しました。
日本人たちは、それまで築きあげた財産全てを没収され、1人につきカバン1つしか持ち出すことが許されなかったそうです。

戦後もバンクーバーに戻ることが許されなかった日系人たちはカナダ中部から東部に分散して新天地を目指しました。

パウエル通り日本人街の復興がかなうことはなく、現在のパウエル通りは、浮浪者が多く、
建物は朽ち、全体としての住環境が悪い区域となってしまいました。わずかに仏教会、日本銀行、銭湯跡などが残っているだけです。








チャイナタウンからギャスタウンに向かうとかなりやばそうな町になる。

通りに佇む人、何か広げて売っている人等一寸怖い。





青い屋根のフェアモント・ホテル・バンクーバー。外観はさすが、バンクーバーの老舗ホテルの貫禄。

バンクーバーの町中を走るイエローキャブは殆どがプリウス。

騒音と排気ガスが少ない事が評価されているという。最近では燃費も評価されているのだろうなあ。

日本でもタクシーがプリウスに変わればとても良いと思う。



ロブソン通りからスマイス通り

この二階建てバスは市内観光バス。

「オープントップ 」といって、去年から登場した型で、後部座席の部分に屋根がないバスもある。



しかし日本の7倍も紫外線が強いと言われているバンクーバーの街を、フルオープンで走るのは日本人には一寸厳しいかも?



時間があるのであちこちを周り見学。

左はセントアンドリュース・ウェスリー教会

右はバラード通りの聖ポール病院。



町には2010年バンクーバー冬季オリンピックの旗が沢山掲げられている。



スポーツグリル?に6月31日から7月2日までカナダディでロデオがあるとの看板。

スポーツ・バーでは、違った体験が出来る。良く冷えたパイン(ビン・ビール)
を1〜2本飲みながら、ケーブルテレビで放送されているスポーツの試合を大画面のテ
レビで楽しむことが出来る。とてもポピュラーなスポーツ・ナイトクラブのいくつか
は、シャーク・クラブ・バー・アンド・グリル(Shark Club Bar and Grill)や、コー
トナルズ・スポーツ・グリル(Courtnall's Sports Grill)である




バンクーバーでは路上駐車が多い。

道路は広いが駐車車両でかなり塞がれている。

ガソリンはセルフで114.7ドル。

税別なので日本より少し高い。



アパートメントに向かうと今日はお祭りなのか道路の通行規制をして沢山の人出。

まるでダンスをする様に交通整理をする女性のお巡りさん。



夕食後、大学構内の散歩。

ヒメフウロの様な花が満開。



ブックストアーやリカーショップでお買い物。

ブックストアーと言っても本だけを売っているのではなくて、食料品や日用品等、学生の生活用品全般を売っている。




やはり此処でもハナミズキが満開。



真っ黒な町のリス

オオバギボウシによく似た花



満開の八重桜と研究塔。



ナツツバキと第一次世界大戦の「Sisters of Mercy」の像。



でっかい大学病院。

ジャコウソウの様な花



紫陽花も満開。

校舎の向こうにノースバンクーバーの山々。

明日は晴れるかな ??

2007/6/25




今日は息子は仕事に出かける日。

長い夏期休暇も終わってしまったらしい。

レンタカーがあるのでノースバンクーバーの観光をするつもりだったが、家内が疲れ気味。

近所の散歩に出かける。



大学の構内の直ぐ横には高級住宅街が続く。



ヤナギランが空き地に群生している。

白いツツジも丁度満開。



またローズガーデンで休憩。

今日は向こうの山々がボンヤリと見える。



ローズガーデンの近くにはUBC人類学博物館等がある。

先住民族の展示が多くあるそうだ。

新渡戸記念庭園も直ぐ側にあるがどちらも10時からの開園。



今日は構内で映画が撮影されている。

息子に聞くと良くあることだとの事。



至る所にハナミズキ

山の斜面には沢山のジギタリスに似た花の群生がある。



これが本当のアメリカイヌホウズキ?

ナナカマドの実が真っ赤。



こんな所にヘラオオバコが咲いている。

カエデの木に実が生っている。



可愛い花を付けた樹木が多いが残念なことに名前は解らない。



豪華な家が多い。

馬で散歩するのか馬糞が点々と落ちていた。




二枚貝には毒があるので危険との看板から海岸に下る。

此処から左へ行くとヌーディストビーチがあるらしいが私達は右へと進む。



まるで電気製品の取扱説明書の様な看板。

ビーチバレーはしても良いみたい。



今日の眺めは少しマシ。



カナダの景勝地にあるビューポイントの看板。

ご丁寧に、広角レンズで水平に撮れとアドバイスしてある。



売店で焼きサンドイッチと珈琲を購入。

砂浜で食事タイム。

小学生達が大勢遠足?で走り回って居る。

中にはこの寒いのにビキニで泳いでいる一寸大人びた子供もいる。

ここのトイレには無料シャワーがあるが勿論温水。



海岸の上は高級住宅街。



この木がメープルシロップを採る木だとか。



NO LITTERINGとは、最近よく言われている公共での「軽率なゴミの投棄の禁止」つまり「ポイ捨て禁止」

最高2000ドル(約21万円)の罰金。

日本の千代田区などでは最高2万円だから相当高額だ。

こうあからさまに書かれるとポイ捨ても出来ないだろう。


高級住宅街の直ぐ下のキツラノビーチでは子供達が1m位の楕円の板で波乗りをしている。

サーフィンの真似事の様だが最近日本でも流行っているとか..





海岸線を離れ高級住宅街で知られるキツラノに向かって坂を登る。

4th Ave.を横切り、キッツKitsの通称で知られるトレンディなエリアに向かうが坂がキツイ。



広大な庭を持つ住宅には花が沢山植えられている。

左はビョウヤナギそっくりで派手な花だなあ。

な.なんと!この白い蕾は?



天女花と呼ばれていて、山屋の憧れの花であるオオヤマレンゲがこんな庭に咲いている。

不思議な気持ち..



watched area と大きく書かれた看板がある。

見ると素晴らしい住宅が建ち並び庭には花が沢山植えられている。

私の乏しい英語力で「watch」だから美観地区みたいなもの?かと思ってしまった。

芝生の中の道路を進むと、中に小さな牧場があったり可愛い子供達が散歩している。

しかし花の手入れしているおばちゃん達の私達を見る目がヘン。

舗装路を渡る所に同じ様な看板が有りよく読んでみると「不審者や変な行為をした場合、直ぐポリスマンに通報する」

と書いてある。

そこで「watched area」とは監視地域だと言う事に気が付いた。

以前何処かで、この様な監視地域に日本人が入り込み何かを尋ねようとドアをノックしたら

住民に撃ち殺されたというニュースがあったような??

慌ててエリアからでようとしたが道が入り組んでいて益々豪華なエリアに入って行く。

写真などとても写せる雰囲気ではない。

やっと抜け出したらゴルフ場の塀にぶつかり左に行くとドンドン引き返す様になった。

ゴルフ場を回り込みやっとUBCへのバス通りに出る。

ドンドン歩いていくとUBCゴルフセンター入り口に着く。

大学のゴルフ場だというがとても立派。一般人にも開放している。



ゴルフ場のはずれから森の中へとトレイルがあるので入ってみる。

キイチゴの実が沢山生っている。



大学生らしき人達が沢山歩いている。



散策に疲れて学生会館のテラスで休憩。

ここは大きなバスセンターになっている。

前にはプールもある。

コーヒーショップにも立ち寄りのんびりと過ごす。


2007/6/26



今日はいよいよ帰国する日。



皮肉な事にバンクーバーに来て初めて晴れた。

時間もあるのでキツラノビーチに立ち寄る。

先日行ったウィスラーへと続く山々の氷河が輝いて見える。



バンクーバーのダウンタウンともお別れ。





何回も立ち寄ったローズガーデン。

今日は遠くまで見渡す事が出来る。



時間があるのでUBCの南側を周り飛行場に向かう。

流石カナダ材で有名なだけ有って貯木場が多い。

たっぷり時間があるので空港から更に南へ30分程走る。

オーク通り(Oak Street)をリッチモンド方面 (南)に進み、 そのままHwy99を南下、

ジョージマッセイトンネルをくぐると、Hwy17を西へ折れ、そのまま直進してトゥワッセン(Tsawwassen)フェリ ーターミナルへ。

アメリカとの国境手前にビクトリアへのフェリー乗り場がある。



ここから州都ビクトリアまではフェリーで1時間35分。


ビクトリア観光案内より

ビクトリアは花の町。何時かきっと行ってみたい。

ここからアメリカのシアトルまでは車で3時間程だそうで息子もたまにイチロウの試合を見に行くとか。



向こうに見えるのはアメリカの山、かなり雪が積もっている。

バンクーバー空港へ到着し息子は学校へ帰るので此処でお別れ。

今回は随分と世話になった。



バンクーバー空港は出来たばかりでまだ内装の工事をやっている。





ネィティブインディアンが彫刻の仕上げをしている。



水族館があったり庭園があったり車の展示場があったり..



12日間のカナダの旅もこれで終わり。



シロクマの絵が描いてあるカナディアンノースとカナダの近距離線で活躍しているjazz



バンクーバーを飛び立ち一旦海に出てからアラスカの上を飛ぶ。



アラスカの大地が見えてきた。



アラスカは意外と雪が少ない。

ビールを何杯も飲んだがやっぱり眠れず11時間腰が痛くなって関空に到着。

麻薬犬の出迎えを受けてリムジンバスで徳島へ。

蒸し暑さが応える。

いつかまたゆったりとカナダの旅をしてみたい。

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